記憶喪失女の数奇な人生 part11 -ONE PIECE- (ページ23)

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PIECE492 ページ23

ナミ「困ったわ....」

一味の航海士、

ナミは悩んでいた。

船の"針路"に

ビィィン....

何度動かしても、

指針は真下を示す。

進むべき方角は分かっていても、

その手段が分からない。

ナミ「どうやっていくの？...."魚人島".....」

すると、

ケイミー「それなら私たちが案内してあげるよ！！ね！！はっちん！」

ハチ「う、ニュー...」

足が魚、

上半身がタコ。

そう、彼らは人間ではない。

航海を進める中、

たまたま出会ったのがこの2人だ。

ニュー....

ハチ「俺たち魚人や人魚なら潜ってすぐ行けるんだけど....おめェら人間は水圧で死んじまう.....」

チラ.....

タコの魚人であるハチは

言いにくそうにナミに説明する。

ナミ「.....」

(ナミさん....)

実を言うと彼は、

ナミの故郷

ココヤシ村を支配していた

魚人海賊団

"アーロン一味"の元幹部だったのだ。

つまりナミにとって、

彼はトラウマ的存在。

.....

ナミ「知ってるの？どこへ行けばいいのか」

鋭い目つきで、

彼に聞く。

すると、

ハチ「ああ....次のおめェらの行き先は

"シャボンディ諸島"」

彼は、

そう答えた。

(ナミさん.....大丈夫ですか？)

(うん、大丈夫、あいつ実は無害なやつだから)