PIECE457 ページ37
『......』
(ブルックさん....)
ブルック「今日か明日か日の変わり目も分からないこの霧の深い暗い海でたった1人....
舵のきかない大きな船にただ揺られて彷徨うこと数十年.....！！
私、本っっ当に寂しかったんですよ！！」
彼の孤独感は、
計り知れない。
そして、
くるっ、
ブルック「あなたが私を仲間に誘ってくれましたね....本当に嬉しかったのです。
どうもありがとう。だけど断らなければ....」
ルフィに向かって丁寧に断りを入れる。
だがもちろん、
ルフィ「おい！なんでだよ！」
ルフィは納得するはずがない。
しかしながら、
ブルックの言い様はもっとも。
例え一緒に海に出たとしても、
"影"がなければ消滅するのも時間の問題なのだ。
だがしかし、
だったら.....
ルフィ「おれがその影取り返してやる...！！そういや誰かにとられたんだろ！誰だ！！？」
ルフィの辞書に諦めはない。
.....！
ブルック「それは....
ブルックがなにかを言おうとした、
その時、
ズズンッ...！！！
突然、船が大きく揺れた。
「「「！！？」」」
....！？
ブルック「なんて事！！この船はもう"監視下"にあったのか....
外の光景を見たブルックは、
大きく取り乱し、
こう言う。
ここは海を彷徨うゴースト島...."スリラーバーク".....！！」
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作者名：ペンペン2
| 作成日時：2018年4月4日 21時
