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PIECE398 ページ26

ルッチ「例えば”世界を焼き尽くす悪魔”がいたとして」









ピクッ....



『.....』









(悪魔.....?)









未だ、



この状況に理解が追いつかないA。









だが、









そんなAを気遣うことなく



ルッチは言う。









ルッチ「それを呼び起こすチカラを持っている者がわずか8歳の純粋な少女であった場合.....









その少女は、









”彼らにとって、



酷く残酷な言葉を。”









誰かの手で人々の為に”殺しておくべき”だと思わないか?」











サンジ「「!?」」










サァッ....



『...ッ..!?』









一瞬にして、



その場は凍りつく。









それでなお、





ルッチは止まらない。









ルッチ「物心ついた時から自分の存在そのものが罪!自分が消えることでしか人を幸せにできない、そういう不幸を背負っているんだ....









(どうしてそんな....)









ルッチさん、





貴方は今









ナニヲイッテイルノ________?









ぐ....



『....ッ』









ツラツラと並べられたそれは、



一言一句、全てが









ロビンに対する侮辱であることは明らかで、









とてもAは、









黙っていられなかった。









もう...!!



『やめてください!』












ルッチ「.....」





カク「....」









車内に響いた大きな叫びは、




途端に彼らの視線を奪った。









(......ッ)







何があったのかなんて関係ない。



だだ、









目の前に仲間を悪く言う人がいて、




ただそれをやめさせたい。









それだけなんだ。









そうしてAは、









くっ....









だから...


『もうやめて...お願いです....ルッチさん...』









当事者である彼のコートに手をかけ懇願する。









そこから伝わってくるものとは、









”ロビンさんをそんな風に言わないで”







という、









Aの切なる願いだった。

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菅原芽衣(プロフ) - 辞めるつもりは無いと言っていますけど何かがあって辛くなったら無理しないでいつでもやめてください!精神的に書くの参っちゃう時があると思います(?)ので!!頑張ってください (2023年4月4日 20時) (レス) @page38 id: 5f14a1ce7d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペンペン2 | 作成日時:2017年3月18日 19時

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