PIECE391 ページ19
カクside
......。
カク「手錠がないのはお前さんを信頼してじゃ。仲間のためなら....逃げんじゃろ」
カク(......)
”仲間のためなら”
クッ....
カク「......」
分かりきった真実に、
胸を痛める自分がいた。
すぐ隣で、
こんなにも近くにいるのに、
その心の距離は遠い。
思わず顔が歪むも、
そんな気持ち
悟られる訳にもいかず、
カクはぐっ...と、
自身を押さえ込んだ。
そして、
カク(手錠無しの連行か.....)
天を仰ぐように、
心の中で呟くカク。
それは、
以前の彼らならば、
絶対的にあり得ない行動。
しかし
今自分の隣に座っている女こそが、
彼らの”変化”だった。
カク「......」
そして、
カクはAに問いかける。
もう.....終わらせようと。
カク「A.....
ワシらが憎いか?」
「「.....!」」
ルッチ(.......)
これは、
CP9であるからこその
カクの最後の決断だった。
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菅原芽衣(プロフ) - 辞めるつもりは無いと言っていますけど何かがあって辛くなったら無理しないでいつでもやめてください!精神的に書くの参っちゃう時があると思います(?)ので!!頑張ってください (2023年4月4日 20時) (レス) @page38 id: 5f14a1ce7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペンペン2 | 作成日時:2017年3月18日 19時