PIECE86 ページ45
Mr.2「んがーはっはっは、逃げても無駄なのよーう！」
ビビたちが必死に巻こうとするも
追いかけてくるMr.2
その距離はだんだん近づいてゆく、
しかし、
いくら逃げようとしても
それ以前にもうカルーは限界を超えていた
グエ...
バタンッ....
ビビ「カルーッ....！！」
ガク...ガク...
もう足が動かない
だがMr.2はすぐそこにいる
ビビは苦渋の決断を強いられた
バッバッ
カル「クエー！！！」
ビビ「.....う、カルーッ」
言葉は伝わらなくとも、
ビビにはカルーの言いたいことがわかった
自分を置いていけ_________
くっ....
ビビ(そんなこと....分かってる...でも！)
タタッ
Mr.2「がっはっはっは、その鳥はもうダメなようねぃ！！観念したらドゥー？」
ふるふる....
その言葉に唇を噛み締めながら
首を横に振る
ニィ
Mr.2「そう....だったら、先にその鳥かは始末してやるわ！！」
シュッ
ビビ「カルー....！！！」
Mr.2の足がカルーに降りかかる
その瞬間、
ガキンッ
「「！？」」
サン「この.....オカマ野郎めっ！」
突如現れたサンジがMr.2の蹴りを自らの足で受け止めたのだ。
ビビ「サンジさん！？それに......」
ダダッ
『か、カルーさん！？酷い怪我........』
後からやってきたAがカルーに駆け寄る
ビビ(Aさんまで......)
Mr.2「なっ....ドゥーゆーことよ！！あんたはあちしがやっつけたはずじゃないのよーう！」
ひっ
『な、なんかごめんなさい。』
そう言ったMr.2にビビるA
ビビ(しかも謝ってるし....)
Mr.2と相見えたまま、サンジが話す。
サン「ビビちゃん......ここはいいから先に行け！！」
ビビ「え...でも....」
ビビの目線はカルーへ、
Aはその視線に気づく
『カルーさんは私に任せてください！！』
....こくん。
ビビは静かに頷くと、走り出した。
ビビ(ありがとう....サンジさん！Aさん！)
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作者名：ペンペン2
| 作成日時：2015年9月16日 8時
