PIECE85 ページ44
サン「おい...おい！Aちゃん！！」
ん....
この声は....
サンジさん？
そうだ....わたし、怪我して...
ハッ！
『みっ、Mr.2さんは.....！？』
辺りを見ても
いるのはサンジさんだけ
あ....わたし逃しちゃったんだ。
『........。』
ホッ
サン「......良かったぜ。気がついて」
......サンジさん。
で、でも.....
『わたし、止められませんでした...。』
少しでもいいからビビさんの役に立ちたかったのに....
申し訳なさに俯く
ぽんぽん、
サン「Aちゃんはよくやったぜ？」
な？
サンジさん....
ふい、
上を向くとすぐそこにサンジさんの顔が
『なっ....////』
ち、近いです...
バッ
恥ずかしくなってまた俯く
うぅ....
絶対赤くなってる....
サン「..........はぁ。」
サンジさんを見れば
自分の頭をワシャワシャ掻いている
は.....！
人の顔を見て背けるのは失礼ですよね....
『ご、ごめんなさい。』
ん？
サン「なんで謝ってんの？笑」
だ、だってですね.....
『さ、サンジさんか困ってるようだったので....』
あはは...
サン「いや、そういうんじゃなくてさ....」
え？
『違うんですか...？』
サン「たださ....そんな顔、他の奴に見せたくねぇなって....はは」
え......
そんなにブサイクな顔してましたか...？
ガーン...
『.....以後気をつけます！』
いやぁ、
サン「別に俺の前ならいいんだけどなぁ....。」
ん？
それってどういう....？
『？？？』
サン「それより！ビビちゃんの所へ急ごう！ウソップも先に探しにいってる！」
ハッ
『そうですね！急ぎましょう！』
タッタッタッ....
サン(俺ってこんなに余裕ない奴だっけなぁ...)
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作者名：ペンペン2
| 作成日時：2015年9月16日 8時
