PIECE79 ページ38
チョ「よーし、行くぞー！！」
「「出発！！！」」
今から反乱軍を止めに行くんですね....！
私もビビさんの役に立てるでしょうか...？
少し不安です....
すると突然、
ぐいっ
「「！？」」
え.....？
ビビさんがなにかに引っ張られていく
あ、あの鉤爪は......
ハッ
『ビビさんっ！！！』
ぎゅむ
とっさに引っ張られていくビビさんの手を掴む
ビビさんっ.....
絶対離しません！！
しかし、Aが掴む程度で止まる訳もなく
ふわっ
『わっ！！』
「「A！？」」
Aもろとも引っ張っていく
ゾロ「あのバカ....！！」
そのとき、
スッ
『えっ！？』
ドンッ！
いきなり私とビビさんはカニさんの上に戻された
な、なんで.....？
ガシッ
ルフィ「.....こいつ！」
え.....
目線の先には私たちの代わりに鉤爪に捕まるルフィさん
ビビ「ルフィさんっ！！！」
そんな.....！
ルフィ「お前ら先行け！！ビビを頼むぞっ！」
にっ
ルフィさん.....！！
1人でクロコダイルさんの元へ行く気ですか！？
そんなの危険です.....
ゾロ「.....チョッパー、このまま進め！！」
え！？
ビビ「でも！ルフィさんが...！！」
ゾロ「ビビ、反乱を止められる唯一の希望がお前なら、何がなんでも生き伸びろ！
たとえ、俺たちの中の誰がどうなってもだ....」
その言葉にだまるビビさん
ビビ「...........。」
ゾロさん.....
『......ビビさん。』
ぎゅ
ビビさんの手を包むように両手で握る
今、私にはこうすることしかできません...
ビビさんはそんな私を見て、
こくん、と
静かにうなづいた
くるっ
ビビ「ルフィさん！！！アルバーナで待ってるからッッ！！！」
ルフィ「おう！！！」
にぃ...！
そしてルフィさんは砂の中へと消えていった。
ルフィさん.....信じてますから....！
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作者名：ペンペン2
| 作成日時：2015年9月16日 8時
