美人 ページ40
『お待たせ！』
「おう」
『ごめん、俺 遅刻？』
「いや。時間ぴったり」
『セーフか！よかった』
「……」
うわ
うわうわ
うわぁ…
細くて色白で超小顔で
しかもイケメン
すっごいキラキラしてるんですけど
『ジョンイナ
この方が…』
「うん。Aヌナ」
『こんにちは！はじめまして
イ・テミンです。よろしくお願いします』
「はじめまして。チャン・Aです」
テミンくん
格好良いというよりかは、美人って感じ
『あの…』
「うん？」
『初めてお会いするのに、いきなりこんなこと聞いたら失礼だと思うんですけど
…ジョンインと、本当にただの知り合いなんですか？』
「え」
『本当は恋人なんじゃ』
「おい！テミン！
お前余計なこと言うなって」
『何だよー。だって気になるじゃん』
「恋人じゃないって前も説明したろ！」
『そうだけど…こんな綺麗な人だし、ただの知り合いって信じられない』
あら
“綺麗な人”だって
お世辞でも嬉しい
「すいませんヌナ
こいつのことは無視してくれて良いですから」
「ふふ
可愛い子だね、テミンくんって」
「え？」
『あはっ
可愛いですか？よく言われます』
「顔も性格も可愛い。
ジョンインにこんな素敵なお友達がいたなんて〜」
『こいつも一見無愛想だけど、実は可愛いって知ってます？』
「うん、知ってるよ」
「え？」
ジョンインは黙ってるとクールに見えるけど
情に厚くて可愛い子
本人はわかってないみたいで、きょとんとしている
『一瞬でわかりました。Aさん良い人だ。
俺とも仲良くしてくれますか？』
「うん！もちろん」
『ヌナって呼んでも良いですか？』
「お前うるさい。調子乗るな」
『ええー』
「あはは、ヌナで良いよ」
「ちょ…ダメですよヌナ。そんな風に言うと、こいつ勝手に懐いちゃいますから」
『もう遅い』
「……」
『Aヌナ
何か美味しいもの食べに行きましょう。腹減っちゃいました』
「いいね。行こ行こ」
「こらテミン」
『何？お前もしかしてヤキモチ？
ヌナ取られるの嫌で慌ててるのか』
「なっ、！」
耳まで赤くなるジョンイン
仲の良いヌナとして慕ってくれているのかと、こっそり喜ぶあたし
『あんな嫉妬深い男は置いて行きましょう』
「わっ」
「おい！どさくさに紛れて手繋ぐな
こら！テミナ！！」
テミンくんがあたしの手を引いて走ると、怖い顔をしたジョンインが追いかけて来る
まるで
青春の1ページのよう
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レモン(プロフ) - NATZUさん» コメントありがとうございます！私も早く打ち解けさせたいなぁと思ってます(笑)まだ暗い話題が多いですが、楽しくわいわい出来るように更新頑張ります！ (2019年2月23日 10時) (
レス) id: 66b1f2a509 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU - 更新ありがとうございます！面白くていつも楽しく読ませてもらってます。あとの2人とも早く打ち解けられるといいなー(o>ω<o)応援してます、頑張ってください！ (2019年2月19日 4時) (レス) id: ab77782770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2018年1月26日 6時
