友達にすら LYSide ページ5
LU「あっ!?ちょっと!!行っちゃったー。」
CH「ルハニヒョ〜ン。今日はずいぶんと積極的ですね〜。」
LU「え〜だってあの子かわいかったし〜るぅのファンだし♡」
KR「イーシン？顔色悪いけど大丈夫か？」
LY「そうかな…？やっぱり疲れかな…ハハハ…」
やっぱり、さっきイベントで見たのはAだった。でも、まさかルハンのファンだったなんて…。Aは僕の事忘れちゃったのかな…。
それに、ルハンもAのこと気に入ってるみたい…。
XI「でも、本当にあの子かわいいね〜。ファンなのに、控えめだしね。」
CH「そうだね〜。もっとお話したいね〜。」
KR「おい!今、俺たちは中国ではかなり知名度もあるし軽率な行動はダメだぞ。なぁ、イーシン？」
LY「うん。あんまり軽率な行動すると、あの子にも被害があったら大変だよ？」
LU「そうか…中には過激なファンもいるしね。」
TO「でも、あの子中国語話してたけど名前は日本人っぽかったよねー。」
KR「そうだな。でも、ファンだったらどこの国の人でも大切にしなきゃ。」
TO「分かってるよー。ただ思っただけー。」
そう。僕たちはもう簡単にファンの子と仲良くできない。イコールAと友達に戻る事は難しい。むしろ、僕のワガママで別れたのに友達に戻る事は図々しいか…。
その後も注文を取りに来たり、料理を運んでくれたりするAを見て胸が痛む。僕、ダンスに夢中になりすぎてたけどやっぱりAの事大好きだったんだな。でも、もうそんな事に気付いても遅い…一度も僕を見てくれる事はない…。来るたびにルハンに話しかけられて照れるA…あぁ…僕にそんな表情見せてくれた事あったかな…僕が見てなかっただけ…？それとも我慢させてたのかな…。
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作者名：朴希 | 作成日時：2013年9月17日 12時
