PIECE37 ページ41
あれから10分後
まったく動じず、相変わらずもくもくとスクワットを続けている
すごいなぁ...
そういえば、
『私重いですよね？すみません...』
あ、でもトレーニングなら重いほうがいいですよね！
ゾロ「...いや、トレーニングにならねぇぐらいだ。もっと食って太れ」
はっ、
そ、そうでしたか
申し訳ないです...
でも太るのはちょっと..
チラッ
ゾロ「....882...883..」
ハッ..ハッ...
リズムよくスクワットをするゾロさんをみたら
太りたくないなんて言えなくなってしまいました。
サンジさんに量を増やしてもらおうかな..
ガタン
サン「お、お、お、お前ぇ！」
プルプル
あ、サンジさんだ...
あ！
わたし、サンジさんにゾロさんを呼ぶように言われてたんだ！
どうしよう...
サンジさん怒ってますよこれ...
サン「レディに向かってなんて扱いだマリモコラァァアアア！！！」
ひぃぃ、
ってあれ？マリモ？
ゾロ「別にトレーニングに使うぐらいいーじゃねぇーか」
マリモ...
サン「あぁん？なに普通にAちゃん肩車してんだよ！！そんなの俺もしてぇ！！！」
ゾロ「知るかそんなの！！」
じぃっとゾロさんを見る
『ああ！！』
「「？？」」
なるほどー..！
サン「どうしたAちゃん？」
『ゾロさんの頭がマリモみたいだからマリモなんだなぁって！！理解しました！』
「「.....。」」
え、二人とも固まっちゃいました。
なんか言っちゃったんでしょうか..？
プルプル
あれ？サンジさん肩が震えてる
サン「...ぷっAちゃんさいこーだぜ」
わ、笑ってます？
ゾロ「チッ、降りろ。メシだろ。」
スタスタ
あっ、ゾロさん行っちゃった..
サンジ「あー...いいもん見た。
さぁ、マドモアゼル？俺たちもいこーぜ」
よ、よく分からないですが
いまから夕食なようです。
サンジ(Aちゃんは悪気ねぇから怒れないんだな...ぷっ)
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作者名：ペンペン2
| 作成日時：2015年9月6日 19時
