白雪家の9男1女

＊ ページ34

〜 翔太side 〜




康二とバトンタッチで、Aを見る







薬が効いてぐっすり寝てるA










「…んぅー…」


翔「あ、起きた〜？」


「…こぉ…」


翔「抱っこ？おいで〜」









寝起き早々、抱っこを求めるA｡笑









抱っこして、熱を測れば37.8℃とだいぶ熱が下がっていた











翔「起きて、ご飯食べよっか」


「…んぅー…」


翔「ゼリーだけで良いから。笑

昨日、ラウが7名前)の好きなゼリー、買って来てくれたからな？」










まだしんどいのか、ご飯を嫌がるけど食べてもらわないと困る











大「あ、A起きたの〜？おはよ〜」


康「康兄もご飯食べてるし、一緒に食べよ〜」


「…………」


翔「？？ A？どうした？」










リビングに行くと大兄と康二がいて、キョロキョロしながら










俺の服をギューッと握りしめてる











翔「あ、辰兄？」


大「あー、辰兄なら洗濯物、干しに行ってる」


翔「すぐ戻ってくるから、ゼリー食べとこ？」












朝イチから辰兄を求めてるから、今日は辰兄の日なのかも










って思いながら、俺の膝でゼリーを食べてるA













大「お！今日は翔太の膝？良いじゃん！」


康「熱下がってる感じやな？」


翔「うん、寝起きは37.8だった」


大「このまま下がれば良いんだけど、薬かなー？」


翔「最悪、病院だよな〜」















ちょいグズグズだけど、ゼリーを食べてるAの様子を3人て観察










まぁ、熱が上がって病院！ってなっても俺も康二もいるから運転は出来る


















そんな事を思ってたら、辰兄がリビングに戻って来た















辰「あ、起きてきたのね。ゼリーも食べて偉いね〜」












辰兄に頭を撫でられて、嬉しそうなA。笑













そのまま辰兄の所に行くかと思いきや、俺に抱きついたまま…笑














翔「A〜、なんか見たいのある？」


「…んー？」















ずっと布団で寝てるのも可哀想だし、夜が寝れなくなってもな〜










って思って、AとDVDを見る事にした















翔「これ見る？一緒に見ようか！」










機嫌は良くなってるけど、まだ熱があるからDVDを見る。っていっても














俺の膝の上か、隣にベッタリ…笑













熱が上がってきそうな気配を感じながら、ゆっくり過ごす。笑

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