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〜 紫耀side 〜
階段から落ちた廉を畳に敷いた布団に寝かせる
紫耀「1番痛いとこ、どこ?」
廉「…えっ?大丈夫、やで?」
紫耀「大丈夫な訳ないでしょ?
はい、冷やすから廉は寝る!」
廉「自分で、やるから…
親父は、Aのとこ…」
紫耀「Aなら、ぐっすり寝てるから!」
こんな時でもAを心配するのは廉らしいけど
アイシングをしながら気付いたらスヤスヤ寝てる廉
紫耀「ゆっくり寝なよ?」
思ったより痛みは無いのか顔をしかめたりする事なくてちょっと安心
まぁ、油断は出来ないから、1回Aの様子を見に行って廉の元に戻る
廉「zzz…」
紫耀「良かった。まだ寝てる」
いつ症状が出るか分かんないし、階段から落ちたくらいだから
痛みがでてきて、症状が出る可能性だってあるから。
紫耀「ふあ〜.…俺も寝よ〜」
Aも廉もぐっすり寝てて安心して、俺も眠くなってきて
廉から少し離れた所に布団を敷いて寝た
ー 朝方 ー
廉「…っっ…ハァハァ…zzz」
紫耀「…ん。れん?」
起床時間より少し早めの時間に、息苦しそうな声が聞こえてきた
紫耀「れん?!大丈夫?1回、起きよ?」
廉「…ん。…ハァハァ…」
額に汗を滲ませて、荒い呼吸をしながら寝ている廉を起こす
廉「…おや、じ…?」
紫耀「起こしてゴメン。何処が1番、しんどい?」
廉「…っっ…」
廉と目が合って、様子を聞こうと思ったら
顔を歪めて痛みに耐え始めた
紫耀「どこ痛い?」
廉「…ひだりの…っ、足と…腕…っっ」
痛がる左の足と腕を見たら、腕はそこまで腫れてはないけど
足は、夜中よりも腫れていて熱を持っていた
紫耀「あー、痛いな。ちょっと冷やそうか」
夜中、使っていたタライに水を溜めて、タオルを濡らして
腫れの酷い患部に当てる
廉「…っっ…」
紫耀「ゴメン。痛かった?」
廉「…大、丈夫…ハァハァ…」
タオルを当てた瞬間、廉が顔をしかめたけど、ヒンヤリ気持ちよくなったのか
呼吸は荒いままだけど穏やかな表情に戻った
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ゆきんこ(プロフ) - ほのぼのさん» コメントありがとうございます!廉くんの病描写…頑張りたいと思ってますが、作者も見切り発車で書かせてもらっているので、どうなるか…(^^;; (2021年8月17日 20時) (レス) id: 5ded7fc983 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの(プロフ) - すごく好きなお話なので、続きをとても楽しみにしています!!宜しければ、廉くんの病の描写が多くあると嬉しいです。ご検討よろしくお願い致します! (2021年8月17日 20時) (レス) id: 414fcdeeee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2021年8月16日 21時