EXILE高校 part2 (ページ13)

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School　Life＊32 ページ13

あ「はぁ…。逃げてきちゃった…」

なんでだろ…。心は哲也さんを許してるのに、体がそれとは逆にこばんでる。

あ「哲也さん…困らせちゃったなぁ…」

哲「Aっ!!」

後ろからわたしの名前を呼ぶ誰か。

あ「哲也…さん？」

哲也さんだった。
どうして？

あ「どうして追いかけてきてくれたんですk…」

ギュッ…

～ダンス部員side～

啓「あ、Aっ!!」

全「ホントだ！」

眞「誰かと一緒だぞ」

敬「哲也さんだ…うわっ!!」

広「どうした敬浩？」

敬「哲也さんがAのこと抱きしめてます///」

全「哲也ぁぁーっっ!!(怒)」

啓「先輩たち、静かに!なんかしゃべってます」

～主人公side～
あ「哲也さん…どうして…」

哲「A…ごめんっ!!俺、なにも覚えてなくて…それに、Aを傷つけて…」

哲也さんは泣いていた。
わたしの肩に、哲也さんの涙がこぼれ落ちる。

あ「哲也さんは悪くないです。悪いのはお酒です。哲也さんはなにも…悪くないんですよ」

わたしは哲也さんを抱きしめ返した。
それがわたしにできる、精一杯のことだから…。

哲「もう一回言う。俺はAのことが好き。その気持ちは変わらないから。よかったら考えてみて」

そう言って哲也さんは走って行った。
わたしはその場に立ちすくみ、顔は真っ赤だった。
ふと横をみると、部員のみんながいて、直己くんと直人くんは泣いていて、2人以外はみんなあ然としていた。