スキなダケ。-sho- (ページ3)

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○ love 3 ページ3

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潤「授業中、翔くんと話してた会話聞こえちゃった」

…それは、とてもヤバイです。

潤「本当ならすっげぇ、嬉しい。」

マジでガチでヤバイです。

「…ぇ、とそのぉ…」

潤「俺で良かったら付き合う？」

「…ハイ。」

松本くんは、かっこよく微笑みあたしを抱きしめた。

潤「ぜってぇ、幸せにしたる。」

「…ありがとぉ。」

松本くんに、バイバイと言ってから

一人でしゃがみこんだ。

あたしの顔は、笑顔ではなく

泣き顔だった…。

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次々と涙が溢れてきて止まらなくなってしまった。

「…っなんであんな…ッ嘘」

…松本くんがスキなんて嘘。

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本当は、ずーっと翔ちゃんがスキだった。

すごく優しくて面白くて

ダイスキだった。

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翔ちゃんがね、あたしを指さしたことも気づいてたよ。

でも…なんか、恥ずかしくて

…演技、しちゃったのカナ？

…ゴメンね。翔ちゃん

あたし、本当はずーっと翔ちゃんがスキなの。

ねえ、翔ちゃん。

あたしが嘘ついたせいでもうあたしの事スキじゃなくなっちゃった？

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ねえ、これからもずっとあたしをスキでいて？

もしね、あたしが素直になれて勇気を出せるようになったら

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翔ちゃんに、告白するから。