院内学級 ページ20
Aside
今日から院内学級へいく。
喘息で倒れて長期入院が必要だと言われた。学校に行けなくてショックだったけど、しょうがない。
ただ、もう高校一年だから勉強はしないといけないと言うことで、今日から院内学級に。
今日私の担当の片寄先生という先生が病室まで来てくれた。
すごく優しくてかっこよかったから明日から楽しみでもあり、緊張。
昨日もらったテキストとノートを持って教室へ。
数原『おはよう、新人ちゃんやん。笑』
ちょっと怖そうな強面の先生に話しかけられた。
『…おはようございます。片寄先生、は、』
数原『涼太?、はー、どこやろ、さっきまでおってんけど。
ここ座っとき。名前何ていうん?』
『平井Aです、』
数原『Aな、俺数原龍友。よろしくな。笑
ゆっくりでええからな、ここでちょっとずつ勉強していこな。』
『はい、』
数原『緊張してるなぁ、大丈夫やん。笑』
片寄『……ごめんねー、遅くなっちゃって。』
数原『遅いわ、笑。Aめちゃめちゃ緊張してんのに。』
片寄『ごめんな、笑。龍友くん怖かったでしょ、』
なんか想像してたのと違う。
先生たちはかっこいいし優しくて面白くて仲良いし。
教室も個別塾みたいにしきられてて、すごくきれい。
少し前まで普通の学校に通ってた私にとって院内学級に行くことはどこか抵抗があったけど。
ここで少しの間頑張ろう。そう思えた。
片寄『龍友くんのこととか、俺のこととか、あともうひとり先生いるんだけどその人のこととか、分かんないこととか気になったことあったらいつでも聞きなね。みんな優しいから。笑
あと。しんどい日は無理せず休むこと。ここは強制じゃないからね。
それから辛いこととか聞いてほしいことがあったら遠慮なく言ってね。溜め込むのは良くないから。』
『はい。』
片寄『ん、笑……おっと、廉くんおはよ。…、今日は何しようか、』
見ると小さな子たちが教室の真ん中のおもちゃスペースに集まってきてた。
片寄『どきどきくるんだ、体調がいい子は。就学前でも入院中は暇だからって。』
可愛い男の子。この子も入院してるんだ。
片寄『じゃあこっちおいで。ここにしようか、英語と数学どっちからがいい?』
『……んーーー、数学。』
片寄『やっぱり言うと思ったぁ、笑』
697人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「三代目JSoulBrothers」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - LDHグループ大好きです最高です (2018年12月8日 9時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
沙奈(プロフ) - いつも見てます!パスワード教えていただきたいです! (2018年8月11日 10時) (レス) id: cec9f9336e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんみー - いつも愛読させてもらってます!この作品の大ファンです!パスワード教えていただけたら嬉しいです (2018年8月10日 23時) (レス) id: 81d4a02054 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!!続きが見たいのでパスワード教えてもらえませんか? (2018年8月10日 22時) (レス) id: 79ab4e1058 (このIDを非表示/違反報告)
アキ*愁稀*(プロフ) - いつも楽しみに見させていただいています!これからも更新頑張ってください!応援しています!よければパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします! (2018年8月9日 0時) (レス) id: 91d7eac5af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:岩田柊架 | 作成日時:2017年10月19日 2時