EXILE 医療センター18

#中耳炎 ページ36

#7歳設定

小森side


朝、カルテの整理をしつつ当直の担当だったドクターから昨夜の具合が悪くなった子の症状を聞く。


まだすこーし時間が早いから、起きてる子が少なくて静か。

こんなに心休まるのは今だけだね、と日直の涼太くんと話していると。


泣きじゃくりながら医局に向かってくる子がいる。


小森『どしたA。んー？』


『……っ、▼●★★☆¢‰‰⇒♀〒¢〆…』


小森『どっかが痛いとか、怖い夢見ちゃったとか、どっか痛い？、どこ痛い。』


耳をさわるから、耳が痛いみたい。


小森『お耳が痛いの。ちょっと診せてな、……やだな、でも痛いの治そう？』


『……っ、やだっ、いだいぃ……』


片寄『どした、お耳痛いんだ。かわいそうに、』


見かねた涼太くんが来てくれて、ふたりで処置室へ行こうと説得する。


片寄『抱っこでいこう、大丈ー夫。

痛い痛いのなくそうな、ん。』


処置室へ連れていき、

小森『ちょっと抑えるよ、大丈ー夫。』

片寄『お耳診るよー、』


しばらく診ると、やはり中耳炎。

結構ひどいし、鼓膜切開が必要。


大人しくなったところ悪いけど、このまま処置しちゃおうかな。



片寄『A、このまま痛いの治そうね。ちょっと頑張ろうな、』


何をされるのか分かってないから、ちょっとびびってるけど泣きはしてない。

麻酔はするものの、効かない人もいるみたいしだし、どっちみち泣かせてしまうなぁ。


小森『お耳の中にお薬入れるから横向きになるよ、ん、大丈夫大丈夫。』


片寄『ちょっと気持ち悪いからな、………ん、じゃあちょっとそのままね。』



『……やぁだっ、……』


小森『うん、嫌だな。

でもあといっこだけ、頑張ろうな、

先生たちここいるからね、』

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