#喘息 ページ34
岩田side
岩田『落ち着いてきてるな、伸之、引き続き頼む。』
昨日の夜、Aの大きな発作が起きた。ナースコールを押す間もなく悪化したみたいで、発見が少し遅れ危ないところだった。
ICUに移動させて様子を見る。人見知りがあるAが萎縮してしんどいときにしんどいと言えないと困るから、優しく親しみやすいAが馴染んでくれる伸之に任せた。
鈴木『特に呼吸が乱れたりということはないんですけど、意識がまだふわっとしてる感じですね。
早朝の5時すぎぐらいに目を覚ましてたんですけど、また今まで寝ちゃってますし。』
岩田『そっかそっか。んー。伸之ならちゃんと言えるだろうからよろしくな。
俺も頻繁に来るようにしたいんだけど。』
鈴木『来れるときに来てあげてください。Aちゃん、一番岩さんの顔見るのが安心すると思うんで。笑』
岩田『ふふふ、笑』
また外来だ。次来るときに起きててくれたらいいんだけど、
鈴木side
点滴、酸素量を確認したり聴診したりしていると、
鈴木『Aちゃん、起きた?』
うっすら目を開けて俺がしてることをじっと見てたAちゃん。
鈴木『おはよ、まだしんどい?』
『………ん、んぅ…』
鈴木『話しにくいだろうけどまだ酸素マスクはしとこうな。大丈ー夫だからな、』
『……ん、ぅ……』
鈴木『俺もいるし、他にも優しい先生ばっかりだから心配しないでしんどかったらしんどいよーっていっていいからね、』
『…ん、んん……い、わた、せ…せ…』
鈴木『岩田先生?
岩田先生は、いま外来行ってるよ。
さっきまで来てたし、後でまた来てくれるって。』
起きてから少し顔が固かったのが、岩田先生が後で来ると聞いて少し安心した顔をしてくれた。
『……い…かえ……る…?』
鈴木『んー?帰りたい?笑
そうだなぁ、もうちょっとAちゃんの体が強くなんないとICUかなぁ。
ご飯が食べられるようになるまで、ゆっくり無理せず頑張ろう。そこまでいけば大丈夫。笑』
『……う、ん…』
そこから数時間して。
岩田『Aー、起きてるじゃん。おはよ、』
『……んっ、ぅ…』
岩田『なーに、どした。笑
マスク外したいんだね、でももうちょっとだけ頑張ってよ。
伸之と仲良くなった?ん、よかったな。笑
A、今日の夜さ伸之も帰るじゃん?夜何かあったときの先生のこと伝えとくな、』
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美紀 - LDHグループ大好きです最高です (2018年12月8日 9時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
あき - ずっと見させて貰ってます!パスワード教えて頂きたいです。 (2018年8月7日 2時) (レス) id: 39c73ddecb (このIDを非表示/違反報告)
geneyuki0525(プロフ) - 1からずっと見ててキュンキュンしてるんです!19のパスワードを教えて貰えないですか? (2017年11月21日 1時) (レス) id: 067db91ef5 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - 1から見させてもらってます!19のパスワード教えて欲しいです。 (2017年11月20日 16時) (レス) id: cacbd8c6bd (このIDを非表示/違反報告)
Yuna(プロフ) - コメント失礼します。19のパスワードを教えて欲しいです。 (2017年11月18日 23時) (レス) id: afc7b3ac01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:岩田柊架 | 作成日時:2017年3月28日 19時