検索窓
今日:1 hit、昨日:14 hit、合計:772,431 hit

#胃腸炎 ページ15

登坂side


朝9時。今日は仕事もないからゆっくり寝ようかな、と思っていると。


仕事じゃない着信が。


まぁまぁ朝早いのに誰だろう。


画面を見ると、意外にもA。

登坂『もしもし、どした、』

『…………お腹痛い、先生…助けて…』


登坂『待って待って、何、具合悪い?』

『……い、ったい…』


登坂『とりあえず家行くから、もうちょっとだけ頑張れ。』


幸い、家は遠くないから急いで向かう。何がAに起こってるんだろう。ただ、Aがしんどそうなことはわかったから、一応ドクターバックは積んでる。


急いで部屋の前へ行くと、もう鍵は開いてて。


登坂『A、大丈夫か、』


『……んっ、んぅぅ…』


Aがソファーで横たわってる。


登坂『A、お腹痛いの。

ゆっーくり深呼吸だよ、仰向きになろっか。』


熱はあるのか、腹痛はいつからか、他に症状は、いろいろ聞きたいけれどとりあえず順番にはっきりさせないと。


登坂『お熱計った?……あ、計ったんだ、…38度3分か、』


結構熱あるな。だいぶ脱水もあるみたいだし。


登坂『もしもしさせてな………、ん。

お腹も触るよ、どこ痛いか教えてな。』


いろいろ確認して、胃腸炎でまちがいなさそう。吐き気はまだ出てないみたいだけど、じきに出てくるだろう、


登坂『何か飲めそう?無理なら点滴しちゃうけど。』


『……飲めないかも。』


登坂『ん、なら点滴しような。

あと、針刺したら病院行こう。』


『……んぅ……』


登坂『お薬出してもらわないといけないでしょ。笑

いやがらないの、辛くなる前にちょっと頑張っとこう。』


『…ごめんね、先生お休みなのに…』


机を見ると、少し前に渡した俺らのシフト表。照らし合わせて俺に連絡したんだ。ほんと、よく周りを見てる。




とりあえず病院の外来へ連絡を入れて、病院まで連れていく。

▽→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (329 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
780人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美紀 - LDHグループ大好きです最高です (2018年12月8日 9時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
あき - ずっと見させて貰ってます!パスワード教えて頂きたいです。 (2018年8月7日 2時) (レス) id: 39c73ddecb (このIDを非表示/違反報告)
geneyuki0525(プロフ) - 1からずっと見ててキュンキュンしてるんです!19のパスワードを教えて貰えないですか? (2017年11月21日 1時) (レス) id: 067db91ef5 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - 1から見させてもらってます!19のパスワード教えて欲しいです。 (2017年11月20日 16時) (レス) id: cacbd8c6bd (このIDを非表示/違反報告)
Yuna(プロフ) - コメント失礼します。19のパスワードを教えて欲しいです。 (2017年11月18日 23時) (レス) id: afc7b3ac01 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:岩田柊架 | 作成日時:2017年3月28日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。