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店に行けば、直己さんからの視線を感じる。


今日はいつもより早く来ていたようで、緊張しながらもなるべく目を合わせないようにさっさと準備を進めた。



岩「なんか、今日の直己さん、様子おかしいですね」

臣「え?」



開店前に岩ちゃんがこっそり耳打ちした。



岩「なんか、警戒してるような。そんな感じしません?」

臣「どうだろ」



直己さんを一瞥すれば、眉間にしわを寄せて俺たちの方を見ていた。

警戒ってよりも、明らかに敵意。



臣「はぁ、、、」



結構なことをやらかしちゃったんじゃないか。

俺。




でも、どうしてあの場所に直己さんはいたんだろう。


Aの後をつけたりしたんだろうか。



岩「もしかして、臣さん何かやらかしました?」

臣「うるせぇな。ほっとけよ」



あぁ。今の身勝手な八つ当たり。



臣「ごめん」




岩ちゃんにそう言うと
そっとその場を立ち去った。




心に余裕がなくてイライラする。



そんな中開店すると、常連のVIPが来た。

カヨコさん。

いつもすげぇ金落としてくれる社長夫人。



俺が

臣「会いたかった」


そう言って近づけは、


カヨコ「ごめんね臣くん。今日は新顔ボーイの所にいくわ」



そう言ってひらりとかわされた。


は?


ちょっと意味わかんないんだけど。

それからすぐに指名が入ったけど、機嫌が優れなかった。



臣「ねぇ。このあと気持ちいいことしよ?」


隣の女に囁けば、顔を赤らめながらうつむく。

新規の女。


沢山金を落としてもらうためには、もう手段は選んでられない。



また過去の俺が動き出す。


同伴?
アフター?


違う。



俺が唯一生きることのできる道だ。








飽きるまで女を抱いて、家に着いたのは昼。
寝不足。



臣「ただいま」

『おかえりなさい』




ソファで少しだけうたた寝していた様子のAは
目をこすりながら俺の元に来た。



『あのね、広臣に話したいことがあるの』

臣「え?なに?」




そう返しながらも眠気には勝てなくて、ベットに倒れ込むようにして眠りにおちた。

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あい(プロフ) - EXILE一族LOVEさん» そろそろ終盤に向かって進んでいきます。臣さん頑張らせます。やっぱり彼はSが似合いますね(*´`)ありがとうございます! (2015年5月4日 11時) (レス) id: 61c302e048 (このIDを非表示/違反報告)
EXILE一族LOVE - 岩ちゃん!めっちゃ気になる!登坂くん・・・切ない〜(泣)頑張って〜!(泣)更新楽しみです!頑張ってください! (2015年5月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 95448f39b5 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 突然のオリキャラ投入しました。笑。頑張るぞ! ( ü ) いつもありがとうございます! (2015年4月26日 10時) (レス) id: 61c302e048 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - のてさん» コメントありがとうございます!波乱。大好物です。←ぇ 続きも楽しみにして頂けたら嬉しいです(*´`) (2015年4月26日 10時) (レス) id: 61c302e048 (このIDを非表示/違反報告)
EXILE一族LOVE - え、えなんで岩ちゃんが!?え〜登坂くん!頑張って!あと神山ジンが気になります!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2015年4月26日 8時) (携帯から) (レス) id: 95448f39b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あい | 作成日時:2015年4月12日 20時

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