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『今まで、ありがとう』


そう伝えると猪の目から涙が零れた。


「なんで、もう会わないなんて言うんだよ」


彼の頭を撫でてやると
その涙は更に大粒になった。


『私、親分のお陰で楽しかったわ』

「ふざけんな!当たり前だろ!俺様だからな!」



そういって無理して笑う伊之助に
私の方が泣いてしまった。


2人して泣いて
2人で笑った。


実弥さんよりも早く出会っていたら
きっと彼に恋をしただろう。


彼は大切な人だ。
だから、守らなくてはならない。

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作者名:あい | 作成日時:2020年12月27日 17時

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