風【不死川実弥】 (ページ20) - 小説/夢小説

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20 ページ20

獣のように唸る声で目が覚めた。

刀を握る。

Aの部屋に向かうと

真っ白の肌には、真っ黒の模様が浮き出ていた。

黒い髪が白に変色したように
今日もまた鬼化が進んでいるようだが

今日はいつもと違う。

このままだと本当に意思のない鬼になってしまいそうな。

そんな恐怖にかられる。

手を握った。

そして、目を覚ましたAは

自分が鬼だと

気づいてしまったのだ。

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作者名：あい | 作成日時：2020年12月27日 17時