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生徒会室に戻ってきた天馬くんと近衛くんは、
2人とも傷ついたような表情で
喧嘩でもしたのかと心配になった。
近衛くんは、天馬くんが第1優先の人間で
自分の感情よりも天馬くんを1番に考える人だ。
それなのに、2人ともダメージを受けているのは何でだろう。
天馬くんは、ため息を吐きながら椅子に座った。
その後の打ち合わせも気まずいまま終わり、
打ち合わせ後にはいつも私が帰るまで待ってくれる天馬くんは、コーヒーを飲み終えると静かに生徒会室を出ていった。
『何かあったの?』
私の問にも、
「ん?」
近衛くんははぐらかした様な疑問符を返した。
その日の夜は窓から見える天馬くんの部屋の明かりがいつまでも消えなくて、
それを気にしている私自身もなんだかいやらしくて。
無理やり目を閉じた。
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??(プロフ) - うわぁ、好きです…(т-т)♡続き待ってます! (1月5日 22時) (レス) @page24 id: bf81ac6cbd (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります!更新しますか? (2021年3月24日 10時) (レス) id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆう - 続きが読みたいです! (2020年8月19日 20時) (レス) id: 73ef895257 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - あやみんさん» 更新止めててすみません^^; ありがとうございます! (2020年4月26日 14時) (レス) id: 5d891c1c69 (このIDを非表示/違反報告)
あやみん - 面白いです。頑張ってください! (2020年4月3日 11時) (レス) id: ac50c68a33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2018年12月16日 23時