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天馬side
Aはマイペースだ。
彼女の周りには、ゆっくりした時間が流れていて、
執事の高橋さんなんかは
たまに苛立つことがあるみたいだけど、
生徒会長として目まぐるしい日々を過ごしている僕にとって、その空気は癒しとなっている。
『遅くなってごめんね』
困ったように眉を下げたAに
自然と笑がこぼれる。
「じゃぁ、行こうか」
彼女に対して甘いのは分かってる。
でも、彼女に優しくすることを辞められない。
まだ眠いのか、
車に乗ってからもウトウトとするAの頭を優しく撫で、
僕の方へと倒してあげると、
ゆっくりとした呼吸が聞こえてきた。
その呼吸とは逆に少しだけ早く鳴る心臓。
僕はAが好きだ。
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あい(プロフ) - ひなさん» ありがたい言葉! これからもよろしくお願いします(^-^) (2018年7月24日 21時) (レス) id: 5d891c1c69 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 早速の更新ありがとうございます(о´∀`о)読ませて頂きました☆引き継ぎあいさんのペースで書いて頂ければと思います(^^) (2018年7月20日 21時) (レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます!更新間隔があかないように頑張ります(^-^) (2018年7月20日 20時) (レス) id: 5d891c1c69 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - なかなか無い作品です!続きがとても気になります♪ (2018年7月20日 15時) (レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2018年7月17日 21時