腹の虫 ページ3
【轟side】
俺が中三になり、雄英への進学を決めた頃。
家に帰ろうとしたら、偶然スーパーの帰りである姉に会った。
姉は少し困った顔をして俺に言った。
「焦凍、今日ねお父さんが帰ってくるみたいなの。夕飯一緒に食べる事になるけど…いいかしら？」
あのクソ親父が帰ってくる。
それだけでも鳥肌が立つのに、
夕飯まで一緒に食べるだと？
「なら俺は外で食べて帰る。」
「そう…？あまり遅くならないでね？」
姉は俺に小遣いを渡すと、
“お父さんには上手く誤魔化しとくから”
と言って家へ帰った。
俺は行きたい店がなかったから
たまたま通りかかった公園のベンチに腰掛けた。
その公園にいたのは膝に猫を乗せて
ブランコに腰掛けている女と俺だけだった。
……女一人で何してんだ？
……猫、撫でてんのか。
そう思いつつも何を食べようか考えていた。
すると
グキュルルル〜……
静かな公園に俺の腹の虫の声が響いた。
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さくらもち(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます！すぐ直します！！ (2018年8月19日 19時) (
レス) id: aa6786d7b1 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月19日 17時) (レス) id: 7d9f5dddbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち | 作成日時：2018年8月15日 23時
