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『…離して』
そう言っても聞く耳を持っていなかった。
逆に掴む手の力が増した。
『……わかった、もうしないから…』
そう言うとぱっと離された。
力なくだらんと体の横に手を落とす。
ロー｢さっきまで麦わら屋も暴れていた｣
『そう……ルフィは生きているのね…』
安心して抑えていた涙が次々と零れてくる。
するとそれを見かねたのかローが口を開いた、
ロー｢これはジンベエ屋が麦わら屋に言ってた言葉だが……
失った物ばかり数えるな。お前に残っているものなんだ？｣
私に、残っているもの……
｢くァ〜……｣
スリスリと私の左手に頭を擦る。
シュン、心配してくれてたの？
左手には月の光に照らされて綺麗に光るブレスレット。
それを見て口が勝手に動いた。
･
･
『……サボ、くん……！！』
･
･
･
ライ、コアラ、ハック……！！
ギュッとブレスレットを握った。
『会い……たい……！！』
涙が止まるまでの間、ローが優しく背中をさすってくれた。
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紅葉(プロフ) - 完結おめでとうございますとてもいい作品でした涙が止まりませんでした！次作も読みに行きます更新頑張ってください☆ (2018年7月27日 13時) (
レス) id: 6fbeec015a (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - 無事完結おめでとうございます！作者様のこの作品を毎回楽しく、ドキドキしながら読ませていただきました！本当にありがとうございました！！次の作品も読ませていただきますね♪期待しています！ (2018年7月26日 0時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち | 作成日時：2018年7月15日 22時
