68 ページ36
【貴女side】
エース｢Aー！｣
その声で目を開ければ幼い頃のお兄ちゃんが
目の前にいた。
エース｢起きたか？早く＿＿の所へ行くぞ！｣
＿＿？よく聞き取れないや。
けど、お兄ちゃんがいるならそれでいいや…。
お兄ちゃんが差し出した手を握ると、
とても冷たかった。
その瞬間お腹に穴を開けたお兄ちゃんが
私にもたれかかってきた。
さっきまで握っていた手を見ると
真っ赤に染まっていた。
エース｢愛してくれてありがとう｣
そう言うとお兄ちゃんは消えた。
嫌だ
･
･
･
嫌だよ
･
･
･
私を1人にしないで
『お兄ちゃん！！！』
ハッと目を覚ますと知らない天井が目に入った。
体を起こすとじっとりと嫌な汗が服と肌をくっつける。
夢……？
手のひらを見ると包帯がグルグル巻かれていた。
そのまま頬を思いっきり叩いた。
ジリジリと痛みが広がっていく。
あぁ………夢じゃない………。
お兄ちゃんを助け出そうとして、
助け出さなかったんだ……。
じっとできなくて外に出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅葉(プロフ) - 完結おめでとうございますとてもいい作品でした涙が止まりませんでした！次作も読みに行きます更新頑張ってください☆ (2018年7月27日 13時) (
レス) id: 6fbeec015a (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - 無事完結おめでとうございます！作者様のこの作品を毎回楽しく、ドキドキしながら読ませていただきました！本当にありがとうございました！！次の作品も読ませていただきますね♪期待しています！ (2018年7月26日 0時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらもち | 作成日時：2018年7月15日 22時
