嫌いは好き←→好きは嫌い～2～ (ページ34)

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雪国ページ34

雪国ドラム王国

真っ白な島についた。

『ここ、どこ？』

エース｢ここはドラム王国。冬島さ｣

白くて、冷たく、ふわふわした地面。
……なにこれ…

『エース、この白いのは何？』

エース｢おめぇ、雪も知らねぇのか？！｣

『私がいたシャープ村は春島だったし、ずっと閉じ込められてたから、初めて見た』

すくい上げて触ると冷たかった。
でも、ふわふわしていて気持ちいい。

エース｢よし！腹ごしらえでもするか！｣

『うん、お腹空いたね』

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島に入ると、人は少なく
開いているお店に適当に入った。

『冬島のご飯は暖かくて美味しい』

店主｢おっ！味がわかるとは姉ちゃんいい舌持ってるねぇ！｣

私はふわふわスープたるものを食べているが
すごく美味しい。

エースは相変わらずの食欲で。
(食べてる途中に寝るのも相変わらず)

『ご馳走様でした』

エース｢ぶへぇー！食った食った！｣

そう言ってエースはすぐに飛び出していった。
あ、食い逃げだ。

『店主さん、これ私の分です。ご馳走様でした。』

店主｢おう！また来てな！ってあの男ー！！｣

私はエースを追って店主さんと店を出た。