嫌いは好き←→好きは嫌い～2～ (ページ24)

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過去～4～ページ24

2年くらいたっただろうか。

ちょくちょくマキノさんや
ルフィ、村長さんが顔を見に来てくれた。

私はお金を稼ぐために野菜屋の
カブおじさんの元で働き始めた。

『おじさん、こんにちは！これ、今日の分です』

カブ｢おぅ！いつもありがとうな！｣

私の仕事は山に野菜を取りに行く事。
猫だから鼻はいい。質のいい野菜が取れる。

ナズ｢Aちゃん！今日は夕飯食べて行きな！｣

『いいの？ナズおばさんのご飯美味しくて好き！』

ナズ｢おや、嬉しい事言ってくれるねぇ～！｣

子供のいないこの人達は私を
実の子のように可愛がってくれた。

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いつもの様に夕飯をご馳走になっていたら、
大砲の音が響いた。

ナズ｢何事かしら？｣

カブ｢海軍の訓練か？｣

『それにしては港が騒がしいような…』

｢海賊だぁぁぁぁぁぁ！！｣

町の男の人の叫び声が聞こえたと同時に

｢ゼハハハハ！！金目のものを寄越せ！！｣

聞いたことのない男の人の声が聞こえた。