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ユリアは顔を上げ、ウルや俺達を睨みつけながら大声を出して叫び出した。
｢その通りです……
私だってそれなりに看護の技術も知識もあるのに、なんで皆あんなヤツを頼るの……？
地味で陰キャでただの薬剤師のクセに！！！
ナースの私より目立ってるのが腹立った！！
だから信頼を奪う為に今回の作戦を思い付いた。
でもそれだけじゃ足りないから言ってやったのよ…
《アンタがこれ以上隊長達に関わったら、次は隊長達を殺してお前のせいにしてやる。それが嫌ならこの船から出て行け》ってねぇ！！｣
その瞬間エースがユリアに掴みかかった。
｢テメェの勝手でアイツを……！！！
Aを…傷つけてんじゃねェよ！！！！｣
｢おい！エース！！やめろ！！！｣
胸ぐらを掴んでユリアに怒りをぶつけるエースを、隣にいたサッチが慌てて止めに入った。
｢……おい、つー事はまさかアイツ……！！｣
イゾウの言葉でハッとなった俺達は急いでAの部屋に走った。
｢おい！！A！！開けろ！！！｣
｢頼む！開けてくれよい！！！｣
荒々しくエースが扉を叩き、
俺達も声をかけるが全く返事は帰ってこない。
嫌な予感が頭をよぎった。
(まさかアイツ……出て行って…！？！)
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(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - 物語の書き方が上手いです…本当に尊敬です!!更新、全力で待っています!! (2019年5月4日 21時) (
レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
狼 - 面白です！ノロまでも待ちます！←失礼 (2019年5月3日 17時) (レス) id: 58dc9d80b9 (このIDを非表示/違反報告)
シヴァ - 面白いです！他人事で申し訳ないのですが、これからも素晴らしい作品の更新に期待です！頑張って下さい＜(_ _)＞！ (2019年5月1日 14時) (レス) id: d78596acdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち | 作成日時：2019年4月30日 22時
