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｢Aはどうだ｣
｢…部屋から1歩も出てこないよい｣
｢飯もここ数週間口にしてねェ｣
親父はそれを聞くと唸り、
俺達に命令をした。
｢お前達で今回の犯人を見つけろ。
…俺ァどうにも腑に落ちねェ事がある。
アイツがこんな事する様な事ァねェ筈だ。
今回の件、必ず裏がある｣
｢……了解｣
ーーーーーーーーーーーー
親父の部屋から出るとすっかり辺りは暗くなっていた。
甲板の手すりにもたれたウルが、
考え込んだ顔で話しかけてきた。
｢……あたし今回の事で不思議な事があるのよ｣
｢……不思議な事？｣
｢薬の包み紙よ｣
俺達4人は全員頭の上に？マークをつけた。
……薬の包み紙？
そんなもんが一体……？
｢Aは薬の成分が無駄にならないよう薬の種類ごとに包み紙を変えているの。本人から聞いたわ。
つまり、お父様専用の薬にはお父様専用の包み紙があるのよ。
それが、今回違う包み紙だったのよ。
ユリアはA本人から受け取ったと言っていたわ。
あのAが包み紙を間違えるなんて事、あるかしら……？｣
｢……まさ、か……！！！｣
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(元あかりんご。)赤林檎。(プロフ) - 物語の書き方が上手いです…本当に尊敬です!!更新、全力で待っています!! (2019年5月4日 21時) (
レス) id: 7ba0a8096d (このIDを非表示/違反報告)
狼 - 面白です！ノロまでも待ちます！←失礼 (2019年5月3日 17時) (レス) id: 58dc9d80b9 (このIDを非表示/違反報告)
シヴァ - 面白いです！他人事で申し訳ないのですが、これからも素晴らしい作品の更新に期待です！頑張って下さい＜(_ _)＞！ (2019年5月1日 14時) (レス) id: d78596acdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち | 作成日時：2019年4月30日 22時
