私の幼馴染みは心配性 (ページ28)

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にじゅうななページ28

【緑谷side】

朝、やけに隣が暑いなと思って目覚めた。

『ん、いずく…………』

「おはよ………って顔赤い！どうしたの！？」

目の前で寝ていたAの顔が真っ赤なのだ。
それに何だか汗も結構かいていた。

「も、もしかして…」

そう思って体温計を持ってきて計ると
38.6分……これは……

「風邪、だね」

･

･

･

『やだ、わたしもいくの……ｹﾞﾎｯ』

額に冷えピタ、口にマスクをして
玄関で見送りをしてくれているA。

「いや、熱高いからダメだってば！
安静にして？ね？早く帰ってくるから」

『……(ﾑｽｯ』

一件普通の人からしたら表情は
一切変わっていないだろうけど……

これは結構機嫌が悪い。

「ニャタローと一緒にお留守番してて？
新作ポテチ買ってくるから」

『……わかった』

よし、ポテチで釣れた←

(おまけ)

「冷蔵庫にお粥あるからお昼にチンして食べて？
お水も置いてあるからこまめに取ること！
あ、それとちゃんと着替えもしてね？体を温めて寝るんだよ？あ！それにポテチは食べたらダメだからね？ちゃんとお昼はお粥だよ？！そうだ！それにゲームばっかりしちゃだm……((ry」←←

『わかったから、いずく遅刻するよ』