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出久と話しながら歩いていると、
電車の方から大きな音がした。
「わ！デッケーヴィラン！」
『怪獣化かな。結構な強固性じゃん』
出久がノートを取り出して、
人混みに紛れていった。
それを私は野次馬の外から
(ポテチを食べながら)見守る。
出久の目、輝いてるなぁ。
まるでお腹を空かせた子犬が餌を前にしたくらい。
『(あの目、好きだなー)』
なんて思いながら見ていた。
そしたらいつの間にかMt.レディが
ヴィランを倒していた。
徐々に野次馬も減り、
出久も満足そうな顔で戻ってきた。
「お待たせ！行こっか」
『うん』
出久のヒーロー話を聞きながら
再び学校へ向かった。
･
･
･
(おまけ)
「…朝からポテチって……」
『ポテチは私の主食なの』←
「体に悪いから朝から食べるの禁止」
『鬼め』←
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作者名：さくらもち | 作成日時：2018年10月11日 23時
