私の幼馴染みは心配性 (ページ17)

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じゅうろくページ17

オールマイトは時々咳き込みながらも
私達に話してくれた。

ヘドロのお礼とワンフォーオールの
継承者として私達を選んだ事。

「君達はこの力を受け継ぐに値する！」

出久は迷わずよろしくお願いします！と
叫んだけど、私は気になる事があった。

『……“無個性だから可哀想”という同情ですか』

オールマイトに限って有り得ないだろうと
思ったけど、念の為に確認した。

「いいや、ヒーローの器のある者にこそ
この力は必要だ。だから君たちを選んだ」

目を見る限り、嘘はついていないか。
なら、安心して出久を任せるや。

『私は個性あるのでいりません。
その代わり出久をよろしくお願いします』

ぺこりと頭を下げると
任せろ、と頭を優しく撫でられた。

「A少女も特訓に付き合うといい」

『もちろんです』

“今回”こそ私が出久を支えなきゃ。

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(おまけ)

「ところでA少女よ、頬にポテチがついているのはなんでだい？」

『あ、マジか』

「食べたら口拭かなきゃダメじゃないか！
ほら、こっち向いて？」

『ん～』

「(2人は恋人なのか？いや、違うか。
いや、行動は恋人同士みたいだな)」