番外編 2 ページ25
元々私は自分の目が嫌いだった。
片方は真っ赤で片方は真っ青。
正反対な目で虐められたこともあったっけ。
だから、嫌いだった。
『私もかっちゃんみたいに両方赤かったら良かったのに……』
「また言ってるのかよ」
小学校の頃それが口癖だったっけ。
かっちゃんにいつも言ってた。
丁度学芸会の時期。
「Aジュリエットな！俺ロミオ！」
『ええ……私嫌だよぉ…』
「決まったもんは仕方ねぇだろ！」
かっちゃんに無理矢理やらされたジュリエット。
嫌々だったけどやってみると結構楽しかった。
ー本番ー
『あぁロミオ…あなたはどうしてロミオなの？』
有名なセルフを言ってバルコニーに腰掛けた
ロミオ(かっちゃん)に近づく。
「きみの宝石のような瞳も、絹のような髪も
全てうけいれましょう。だからすべてわたしにくださりませんか？」
アドリブでまさかあんな事言われるなんて
あの時は思ってもなかった。
生まれて初めて、異性にドキッとした瞬間。
〜私が君に惚れた日〜
END
(おまけ)
『ふふっ』
「何笑っとんだ」
『この時のかっちゃんキザだなぁって』
「……うっせ、忘れろ！！」
続く (更新停止中)
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まどか(プロフ) - 爆豪くんイケメンだああああ(( 更新頑張ってください！応援してます！！ (2018年9月28日 4時) (
レス) id: 28546de821 (このIDを非表示/違反報告)
莉奈 - 更新頑張ってください。楽しみに待ってます。応援してます。 (2018年9月27日 8時) (レス) id: 59f256afe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち | 作成日時：2018年9月20日 7時
