◎バス停06 ページ7
.
足が長い今市くんは
一歩一歩がすっごく大きくて
ちょっと気を抜くと
もう見失ってしまいそうなほど
一言も喋らず
ただ２人は図書館に向かうだけだった
今市くんを追うのに必死でいたら
突然ピタッと今市くんが止まって
思わず私は今市くんの背中にぶつかってしまった
ちらっと私の方を見てくる今市くんが
またまた怖くて恐ろしくて 。
A ｢ ご 、 ごめんなさい … ｣
って
ちょっとだけ涙目になりながら謝った
どうせ
無視されるだけなんだろうな …
って思っていたら
隆二 ｢ いや …
ごめん 、 いきなり止まって …
大丈夫だった ？ ｣
と
目は合わせずに
少しだけぶっきらぼうに
そう吐き捨てるように言った今市くん
A ｢ … あぇ !? ｣ ←
思いがけない今市くんの発言に
思わず奇声が飛び出た
同時に
ぷはっと笑い出した今市くんは
隆二 ｢ 何今の 。
大丈夫かよ ｣ 笑
そう言って
約４月振りの私に対する今市くんの笑顔を目の当たりにして
なぜかどくん、と胸が高鳴った
A ｢ … だ 、 大丈夫だもん … ｣ //
頑張って絞り出した声でそう返せば
今市くんは未だ笑ったままで
そっか
って適当に返して
図書館のドアを開けて先に中に入った
.
入った瞬間に耳が痛くなりそうな声を発したのは
もちろんご立腹な先生だった 。
先生 ｢ おっそーい！！！
至急って言っただろーが！！！ ｣
隆二･A ｢ す 、 すんません … ｣ (･･;)
先生 ｢ ったくよ ー 、
どうせ２人でイチャコラしてたんだろ ？ ｣
隆二･A ｢ … いちゃこら ？ ｣
先生 ｢ あれ ？
… あ 、 そうだ 。
お前らは仲悪いで有名だったんだ 。
Aは岩田か 、 彼氏 ｣
A ｢ え ？
え ？
… べ 、 別に仲悪くない … よね ？ ｣ (;-゜3ﾟ)ﾉ ←
隆二 ｢ … まぁ ｣
A ｢ それに 、
剛くんとは付き合ってませんって !
… もう 、
この話のために呼んだんですか ？ ｣
先生 ｢ … あ 、 違う違う !
悪いな 、 脱線してたわ ｣
隆二 ｢ 脱線しすぎな 、 先生 ｣
ほんとだよ 、 ったく 。
.
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜耶 - お忙しいのに、わざわざお返事ありがとうございます(＞＜)もう、ずーっとこの小説大好きで、毎日のように読み返してました。笑 無理せず自分のペースで更新がんばってください！私はずーっと応援してます(^^) (2015年4月15日 0時) (
レス) id: 5561f5847e (このIDを非表示/違反報告)
maaya(プロフ) - 亜耶さん» コメントありがとうございます/ _ ; 約2年ぶり？の更新なのに読んでくださる方がいてくれて、、わたしは幸せ者です！ これから少しずつでもちゃんと！更新していきますので、懲りずに読んでくださればうれしいです^ ^ (2015年4月13日 19時) (レス) id: 496823404b (このIDを非表示/違反報告)
亜耶 - 更新ずーっと待ってました！！やっぱり最高です！ (2015年4月4日 3時) (レス) id: 5561f5847e (このIDを非表示/違反報告)
kyi(プロフ) - 続き気になります！更新宜しくお願いします！ (2014年5月28日 7時) (レス) id: f3a6c02b15 (このIDを非表示/違反報告)
アキーン(プロフ) - 続きお願いします♪ (2014年5月11日 15時) (レス) id: 97af8564e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maaya | 作成日時：2013年7月21日 20時
