君に出会えたから−４th story−

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「ファンやメンバ−への愛を詰め込んだ曲、、、」



すっと刺さったその言葉はずしん、っと心の中に残る。



ＨＩＲＯ「補足をするとね？Aがファンのことをものすごく愛してるのは伝わってる。それはわかってるつもりだ。
メンバ−とも今ちゃんとAなりに１人１人と向き合っていこうとしてるのも知ってる。


なにより、Aには作詞の才能がある。だからこそ、だ。Ｇｏ ｍｙ ｗａｙのような、希望や、夢を歌う歌詞も素敵だけど、Aがほんとに愛しい！って思った気持ちを詰め込んだ、そんなストレ−トに幸せを歌う歌詞を俺は見てみたい。」



「ストレ−トに、幸せを、、、。」


ＨＩＲＯ「もちろん、この話を聞いたからって、無理に書いてほしいわけじゃない。今は、Aの感じたこと、思ったことをのせた力強い言葉が詰まった歌をどんどん生み出してほしい。

いつか、自分がものすごく幸せだ！って感じられたとき、それを歌にしたいって思えたときは、
カードに自分の名前を書いて、俺のところにもっておいで。」



“いつまでも、待っとくから。”




と、結局映画やライブの話じゃなくて、“愛を詰め込んだ歌”の話で終わってしまった。







「直人さんは、幸せですか、？」


直人「え、なに、ちょ、まって、(ぶほっ」





ＨＩＲＯさんとお話した後、午後リハをして、夜、昨日約束していた直人さんとのご飯に来ている。




本日は個室の鍋のお店に連れてきていただいたのだが、鍋に入っていたつくねを食べていたところに私が変な質問を投げかけたことで、半分詰まりそうになってしまっている。



「す、すいません、、いきなり、、」


とお水を差し出してどうにかつくねを飲み込んでいただいた。




直人「や−びびった。死ぬかと思った。笑、、でなんだっけ、俺が幸せか？だっけ。」


「あ、はい、、」



(変な質問、って思いつつも、答えてくださるんだ、、、)



う−ん、と悩んだ末に、出てきた答えは、、






直人「半分、かな。」


「半、分、、、ですか？」



直人「そう、器が１００入るとしたら、５０は幸せ。５０は焦りとか不安とか、幸せとは程遠いものかな。」




自分で聞いた質問のくせに、なんて言葉を返していいのかわからなくて、固まってしまった私に、さらに直人さんが声をかけてくれた。






直人「想像と違う答えだった？笑









じゃあ逆に聞くけどさ、Aの器が１００入るとしたら、幸せはどれくらい？」

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