好感度UPからの変化 [カカシ]

144話 ページ5

ガイの行動に、みんなが今だ引いてる中パックンがボンと音を立てて消える。


ガイ「よーし！まずはこの結界からだな、カカシよ。どうやれば外れる？」

カカシ「この“五封結界”は近辺に“禁”の書かれた札を五ヶ所に貼り付けて結界を作ってるのよ。目の前にある“禁”の札と他の四ヶ所にある札。その全てを剥がさなければ結界は外れない。」


カカシのいう“禁”の札がないかとナルトはキョロキョロと辺りを見回す。


カカシ「ネジくん。」

ネジ「分かってますよ。」


ネジは、ギンッと目に力を入れる。


ネジ「見付けた。」


ネジが言うには、ここから北東の方角約500mの岩の上、

南南東に350m川岸に生えている木の幹、

北西約650mの岩壁、南西約800m弱の林の中…。


ガイ「よし！その距離なら無線が使えるな。ネジの指示を受けながら相互連絡を取って、札の場所を見付けるぞ。」


ガイはリュックから無線機を取り出すと、親指を上につきたてる。


ガイ「スピードなら、俺の隊の方が速い。周波数は174だ、連絡を待て！」


渡された無線機はマフラーの裏地に着けた。


ガイ「ガイ班！青春フルパワーで行くぞ！散！！」


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カカシ「突入方法は“ボタンフックエントリー”だ。」


カカシはそう言うと、岩に貼られた札に手をかけ＿＿＿


カカシ「サクラ！」


＿＿＿剥がした。


サクラ「ハイ！！」


カカシの合図でサクラの降りかざした拳が岩を砕いた。

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