【男主】望まぬ明日【歌い手】

今日3 ページ4

うらたside

A「はい、どーぞ」


まだ眠そうなそらるさんの前にプレートを置くA


俺はもう食べ終わってるけど、二人はまだもきゅもきゅと食べている


プレートにのせられていたのは、どれもシンプルな料理だった


普通の人ならあまり時間もかけずに完成するものばかり


しかしまぁ、Aのことだ


時間がかかったに違いない


だから、何時に起きたのか聞いたのに、はぐらかされてしまった


昨日の5徹発言の真偽もはっきりしてないけど、きっと事実なんだろう


……信じがたい話だけど……


うらた「A、寝てないのか？」


A「……眠くなかったから」


肩をすくめながらそう答えるA


問題ないでしょ？とでも言いたげだ


うらた「眠くなくても人間は寝れるものなの！」


A「そっか……じゃあ俺は人間じゃないな！」


素敵スマイルでそう言うA


そうだった、こいつはこういう奴だった


軽いめまいを覚え頭を抱える


そらる「ほんと何徹目？」


A「さぁ？数えてないからな……5より少ないかもしれないし……」


どうだっけな……と首を傾げるA


はっきりしない答えにモヤモヤしていると、Aは突然指をパチンッと鳴らし


A「日記の日付みればわかるかも！」


と言った

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