ジミン先生のお気に入りは、冷たい (ページ12)

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12 JM ページ12

覗くとそこには、目を丸くした体育のジョングク先生

…だが、急いで目を逸らされた

まるで、見られてはいけないものを見られた、というように……

え、？なんで？

Aは僕のことをチラリとも見ずに、アイツとアイコンタクトしてたの？？

自分よりもジョングク先生が後輩ということもあるのか、腹が立ってしょうがない

さっきAが驚いた顔をしたのも、全部アイツのせいなのか

僕のまだ知らない表情なんか引き出しちゃってさ

…アイツは僕の知らないAをもっと知ってるってこと？2人の繋がりは何？

ﾕﾝｼﾞ｢…先生、どうかしたんですか｣

｢え、あ、！！はい！ごめんね！

少しボーッとしちゃってさ！ほら！少し風吹いてるな〜とか思ってて！外見ちゃってた！｣

他の生徒の前で態度に出るのはよくない、気になって気持ち悪いけど後でジョングクに聞きに行こう

ﾕﾝｼﾞ｢……いや、私は先生の口調の事言ってたんですけど、、なおりましたね｣

｢へ？？｣

ｼﾞﾎ｢先生はそっちの方があってますよ！！敬語とかよりも！えへへ｣

やば、クール崩れた……

Aにこれ以上嫌われるのはさすがに、、

ｼﾞﾎ｢その髪型もかっこいいけど！前の方が、先生らしくて私は好き、です////

……ね、A？？////｣

A｢……そうですね、私も前の方がいいかな｣

……え

いま、なんて？

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ｼﾞﾎ｢時間ですよ〜！｣

「……あぁ、うん」

……答えてくれるとは思っていなかった

もっと詳しく聞きたかったけど、タイミング悪くチャイムが鳴ってしまったのでしょうがなく授業にうつる

クールよりも…以前の僕でいいのかな？

じゃあ、どこをどう変えれば……

その日の授業は、やけに長く感じた

安定にAと1度も目線が合わない授業を終え、目指す先はもちろんジョングク先生のことろ

｢あ、いたいた！ジョングクー！｣

ｸﾞｸ｢…あ、ヒョン

ど、どうしました？？？｣

動揺してる？

何か僕に聞かれてまずいものがあるのか

そんな、態度

｢今日のあの休み時間の間、何してた？｣

ｸﾞｸ｢あー、生徒と、話してましたね｣

｢へ〜、次の授業担当の子達？？｣

ｸﾞｸ｢あーっと…いえ、違います｣

｢その子の事、お気に入りなの？｣

ｸﾞｸ｢え……えーと、多分、ーーーーーー｣