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11 JM ページ11

昨日、1組の授業が無いだけでどれほど長く感じたことか……



今日やっとクールが試せる



…と言っても、クールってどうやるんだろ?



「ナムジュン先生ナムジュン先生」



ここはクールで人気なナムジュン先生に聞くのがいいかもしれない、そう思った



ナム「…?どうしたんですか、ジミン先生」


「その〜、クールって、どうしたら思われますかね?」



ナム「何かあったんですか??」





「いえ!そんなに大したことではないんですけどね!

ただ、ナムジュン先生いつもクールに見えるので、人気の秘訣を知りたいなあなんて」




これは事実だった

ナムジュン先生は真面目な生徒に人気が高い



ナム「そう言われてもなあ…
クールと言われるのはありがたいですが、計算をしてクールに見せている訳ではないので、、」




「で、ですよね!すみませんこんな事聞いちゃって!」



返しが全部クールだ


僕はこの人みたいに出来るのだろうか…





ナム「あ、でも」




「…??」




ナム「もしもジミン先生がクールにしてみたいなら、の話ですが……ーーーーーーなんてどうですか?」




「……それ、やってみようかな」





















ガラガラガラ


「……もうチャイム鳴りますよー」


昨日テヒョンがナムジュン先生はいつも誰に対しても敬語だよね、と言っていたのを思い出し
敬語で話してみる



1組「ザワザワザワ」




ジホ「……え」





女子「…えー!!!先生!髪型!」



「…変、ですか?」


ジホ「いや、すっっっごく似合ってます!!」



そう、ナムジュン先生が提案してくれたこと、
それは前髪を上げてワックスで固めること


それで少しはクールに見えるんじゃないですかって


……僕ってそんなにクールなイメージないのかな


まあ、生徒達に好評なので良しとする



クラスはもう大盛り上がりだ



Aはどうかなーっと…





……って、あれ




大本命のAは、呑気に窓の外を眺めていた





僕の方、向いてもくれないんだ



1度でも見た??






Aの意識をこっちに向けたくて、

クールを崩さないまま話しかける



「A、何かありました??」





A「!!……いえ」





Aは少し驚いたように見えた、が
すぐに元に戻った






……目線は上げていない




全く、外に僕よりも綺麗なものが落ちてたっていうのか…


Aがさっきまで眺めていた窓から少し外を覗く



……は?

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設定タグ:ジミン , パクジミン , BTS   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ミルクロード | 作成日時:2021年10月31日 10時

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