ジミン先生のお気に入りは、冷たい (ページ1)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:34,124 hit

01 You ページ1

春

私は高校生となる

今日はその入学式

風があたたかくて、気持ちいい

桜の花も、綺麗

｢同じクラスだといいなあ

……ね、ユンジ？｣

ﾕﾝｼﾞ｢…そだね｣

素っ気ない返事をしたこの子はミン・ユンジ

幼い頃から一緒だった私の親友

…ちょっと対応が塩だけどね

ｼﾞﾎ｢ユンジは相変わらず素っ気ないな〜｣

そう言って笑うこの子はジホ！

ジホは中学から私達と仲良くし始めた子

｢ね、私はジホと同じクラスになれれば
それで嬉しいな｣

ﾕﾝｼﾞ｢……あそ｣

…もう、ユンジはすぐ不機嫌になるんだから！
素直じゃないよね

ｼﾞﾎ｢えへへ｣

えジホ可愛いすき

・

・

そうこうしてるうちに

クラスが発表される受付に着いた

それぞれがクラスを言い渡される

ｼﾞﾎ｢…A、何組だった？｣

｢私は1組！だったよ！…ユンジとジホは？｣

ﾕﾝｼﾞ｢…1組｣

ｼﾞﾎ｢え！私も1組だったよ！｣

これは…ミラクル過ぎない？

｢んーと、漫画かドラマの世界かな？？｣

ｼﾞﾎ｢ほんとだよ笑

一緒になれればいいなーとは思ってたけどまさか
3人とも同じとは！！笑｣

ﾕﾝｼﾞ｢高校でもこの子達とつるまなきゃいけないの？｣

｢ユンジが1番嬉しいくせに｣

ﾕﾝｼﾞ｢…うるさ｣

あー可愛い、ユンジ

冷たくはあるけど最高の親友だ！

これからどんな高校生活が待ってるんだろ

今から楽しみすぎて、ソワソワしちゃう！

ｼﾞﾎ｢かっこいい先輩いるかなー？？｣

｢ジホは先輩狙いだったね笑｣

ｼﾞﾎ｢やっぱ、先輩ってかっこいいじゃん？

ねー、ユンジ！｣

ﾕﾝｼﾞ｢私は別に、興味無い｣

｢あは、恋愛より私達とつるんでたいってさ！｣

ﾕﾝｼﾞ｢そんなこと言ってないし思ってない｣

ｼﾞﾎ｢あはは笑

さ、教室行こー！｣

やっぱりこの3人は最高だ

くだらないこの会話も、とても居心地がいい

・

・

入学式は意外とあっという間に終わった

その後暇になってしまった私達は、
放課後にカフェに寄った

・

・

ｼﾞﾎ｢明日からもう授業が始まるんだね！早いな〜｣

｢そうだね、こんな感じであっという間に高校生活終わるんだろうな…こわこわ｣

明日、私達の高校生活が大きく変わる