＊今日は何の日でしょうか。 ページ44
「皆さん！！」
「おー、どうした？」
「今日、4/8は何の日か知っていますか？」
「今日‥‥。
何かありましたか？」
「そーちゃんがそう言うんだったら、
ふつーの日だろ、なーちゃん。」
「ふふっ‥‥！」
やはり、皆さん、知らないようですね！
「今日、4/8は新しいスタートを
する日です！！！」
「へー。なーちゃん、物知りなんだな。」
「はい！！
なので、皆さんに挨拶をしに来ました！
これからもよろしくお願いします！」
「よろしくお願いします、中原さん。」
「よろしくデス！」
「よろしくお願いします！」
「よろしくな！」
「これからもよろしくお願いします。」
「よろしく、なーちゃん！」
「よろしくな、A。」
「はい、こちらこそよろしくお願いします！」
ーーーーーーーーーー
「大和さん！！」
「ん？どしたの、お前さん。」
そう言って、大和さんの隣に
腰を下ろしました。
「私達、付き合って五年くらいですね。」
「‥‥だな。」
「なので皆さんに挨拶、という形で
大和さんにも挨拶をしたくて。」
「別に電話とかでいいのに、
お前さん、そういうとこは
昔から変わんないな。」
「そうですか？
取り敢えず、挨拶、しちゃいますね。」
「不束者ですが、これからも
よろしくお願いします。」
「ほいほい。
お兄さんも不束者ですが
よろしくお願いします。」
‥‥‥まったく目を合わせてくれませんね。
「何で目を合わせてくれないのですか？
そういうのは目を合わせて‥‥っ！」
顔を無理矢理こちらに向かせると。
「顔、真っ赤じゃないですか‥‥。
何でそんなに真っ赤なんですか？」
「いや〜‥‥。
なんか、恥ずかしいというか‥‥。」
「‥‥何だ、照れてたんですか〜。
何か、大和さんも純粋なんですね。」
その時、トンッ、と肩を押された感覚。
瞑っていた目を開けると、
大和さんと天井くん。
これは‥‥‥！( ﾟдﾟ)
「まさか、押し倒されてます！？」
「そのまさかですよ〜。
もとはと言えば、お前さんが純粋って
言ったからだぞ〜。」
「何で純粋って言ったら
押し倒されるんですか！？」
「純粋じゃないって事を
教えようかな〜って。」
「っ‥‥や、まと、さん‥！？」
‥‥長くなりそうです。
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作者名：プリン | 作成日時：2018年3月14日 22時
