＊飲みに行きますか。 ページ34
「おー。八乙女。」
「久しぶりだな、二階堂。」
「こんにちは、八乙女さん。」
私達は今、飲みにきています。
この前のです。
八乙女さんから誘ってもらったんです。
「じゃあ、早速飲むか？」
「飲むか！」
「飲みすぎないようにして下さいね。
八乙女さんも大和さんも
明日仕事がありますよね？」
そう言うと、
「うっ‥‥。分かってるよ。」
「だ、大丈夫だろ！
な、八乙女！」
「だ、大丈夫だろ！」
「‥‥ふーん‥‥。
分かりました。」
その会話は一時間前にしました。
そして。
「お前さんも、もっと飲めよ〜！」
「二階堂もそう言ってるだろ〜？」
「飲み過ぎなんですよ！！！
このお馬鹿さん！！！！！
だから言ったんですよ！！！！」
「まあ、細かい事は良いだろ〜！
そんな事より飲め飲め〜！」
「あー！！！
これで終わりです！！！！！
これ以上は駄目です！！！」
「え〜！！
まだ飲みたいんだよ〜！！」
「や、大和さん！！！
引っ付かないで下さい！！！
お酒臭いですから！！！！」
‥‥‥だから言ったんです。
結局、帰る事になりました。
「ほら！！
帰りますよ！！！！！」
私は大和さんの首元を掴んで
無理矢理歩かせました。
「‥‥。」
自分で歩き出した、と思えば
黙ってしまいました。
やり過ぎたのでしょうか‥‥。
くるり、と此方を向いて。
「っ‥‥！？」
キスをしてきました。
「やま、とさ‥‥！」
言葉を遮るようにキスをする。
帽子と眼鏡をしている為、
バレないとは思いますが‥‥。
そんな心配をしているというのに
まったく、止まってくれません。
止まるどころか、
どんどん深くなってきてますし‥‥。
そして、プツリ、と銀の糸が切れ、
「‥‥はあ‥‥。
急にどうしたんですか‥‥。」
理由を聞くと。
「‥‥八乙女と話してたのが
気に食わなかった‥‥。」
「‥‥嫉妬‥‥してたんですか‥？」
「わ、わ、悪いかよ！！」
さらに顔を真っ赤にしました。
「‥‥嫉妬してくれてたんですね‥。
ふふ‥‥。
何故か、嬉しいです。」
なんて言いました。
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今までの話で夢主の大和さんの呼び方が
違っていたので変更しました。
誤字があったので変更しました。
＊今日、3月31日は(特別編その一の一)→←＊さようなら。(特別編その八)
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作者名：プリン | 作成日時：2018年3月14日 22時
