＊Re:valeさんと仲がよいのでしょうか‥？ ページ14
「大和さん。
お疲れ様でした。」
と、冷えた水を渡す。
「おつかれさん。A。」
今回の仕事はドラマの撮影で
大和さんと共演する事に。
大和さんが演じる、
"園崎 零(そのさき れい)が
私が演じる"神崎 小春(かんざき こはる)と
協力関係を結び、
Re:valeの千さんが演じる
"白崎 優(しろざき ゆう)に復讐する‥。
という内容。
そして、一度休憩が入って
一息ついているところでした。
「アクションシーンが
多かったですね‥‥。
お疲れ様です、としか言えません‥。」
「うん‥‥。
お兄さん、流石に疲れた‥‥。」
「君たちって、仲良いね。」
上から聞こえた聞いたことがある声。
「り、Re:valeの千さん‥‥！」
千さんでした。
「げっ‥‥。」
大和さんは怪訝そうに顔をしかめる。
「やあ。大和くん。
久し振りだね。」
笑顔で挨拶する千さん。
「そーですね。」
物凄く、塩対応ではないですか？( ﾟдﾟ)
「あ、あの‥‥大和さん？
千さんとお知り合いなんですか？
今までの対応を見ると相当、
長いお付き合いそうですけれど‥‥。」
「ああ‥‥。
君、大和くんと付き合ってるんだっけ。」
‥‥‥へ？(´⊙ω⊙`)
「ちょっ‥‥千さん‥‥！」
大和さんが焦る。
そう、世間には私たちが
付き合っている事を
発表していないので
真逆、バレていたとは‥‥。
「大丈夫だよ。
メディアにはバレてないから。
それに言うつもりもないよ。
この前、大和くんが誰かと
楽しそうに電話しているのを
見かけてね。
多分、君かなって。」
千さんが言う。
「‥‥覗き見してたんですか‥‥。」
溜息混じりで大和さんは言った。
そんなに、分かりやすかったんですか‥。
もっと、バレないようにしなければ、
と反省した日になりました。
＊ぎゅっと抱きしめて。→←＊少し、溝があるような気がします。
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作者名：プリン | 作成日時：2018年3月14日 22時
