come into flower～Eustoma～vol.3 (ページ13)

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お昼休憩ページ13

エッセンスの部分も撮り終わると、

あとは部分部分のカット撮りだけになった。

その前にお昼休憩になって、

私は

控室に戻って、ジュノにトークする。

撮影前は

物凄い緊張と動悸がしてたのに、

スタジオの雰囲気を感じると

自然と集中できた。

「良かった・・・いつものAに戻ってくれて。本当に心配したんだからね〜？」

「ほんと、すみません(笑)」

詰んだお花と一緒のセルカを撮って

貼り付けて、

ジュノとのトークに

お昼ご飯のメニューを

打ち込んでいく。

「そう言えば、ブランドに何か頼んでた？A宛に、段ボールが届いてるんけど」

それで、

カムバック前の

身体のためになるようにって、

ジュノと

2PMのメンバーさん達に

先日お世話になったお礼にと、

オーガニックナッツスナックと

スティックタイプのそのまま食べれるマヌカハニーを

準備したことを思い出した。

「うん、ジュノに渡そうかなぁって。今日はちょうどちょっと会えるから、渡すよ〜」

イネさんは、

そんな私に

「相変わらず尽くすの好きね」と笑ってみせた。

ジュノのトークは

珍しくすぐに既読がついて

返事がすぐ来る。

"→「ジムを出たらプロテインを飲む」"

またプロテインだ(笑)

今日はジムって言ってたから

時間があるんだなぁと思った。

そして次に飛んできたトークは、

"→「今日、マンションに居るから、終わったらテギョンヒョンと一緒に来て」"

え？テギョンさんと？

一緒に？

文字を打ち込んでると、

またトークが飛んできた。

"→「A、すごく綺麗」"

"→「それ好き」"

ジュノが褒めてくれると嬉しい。

そして、私も、この衣装は凄く気に入ったし、

柔らかい生地が

ふわふわと優しい花弁のお花のようで

クルと回ってみたくなった。

ジュノに

先に打ち込んでた途中のトークを送って、

返事を待ったけど、

今度は既読にならなかった。

戻ったかなぁ〜

"「オーガニックコットンを染めたんだって^ ^生地も優しいよ〜」←"

ポチっと送信ボタンを押すと、

控室にノックが響いて

扉が開くと

テギョンさんのマネージャーさんだった。

「今いいですか？」

「ええ、何でしょう？」

イネさんは

マネージャーさんに呼ばれて出ていく。

マネージャーさんが

ジュノの要件を伝えにきたと知ったのは

その後すぐのことだった。

迷惑じゃないかなぁ〜

ジュノの返事待ちだった。