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『……どこなんだろ。』
再結成の日がやって来て、カードを渡された。
アルファベットの書いてある部屋に行け、という指示に従い、ドアの前まで来るも緊張する。
『………誰もいないのか、そっか…。』
名字の逆の順番からスタートしたから
誰も部屋にはいなかった。
ってことは、俺より早くに行った子達は
皆違う部屋なわけね。
『……暇だわ。』
なんてゴロゴロしていると、コンコンとノックが聞こえたので慌てて裏に隠れた。
誰？
「誰もいないんですかぁ？えっ、一人？」
……蓮汰じゃん！！！！
これは、もしかしたら。
Another Dayかも…
コンコン
あ、来た。
「隠れよって、わぁっ！」
『シーっ！』
二人してこそこそと準備が完了し
入ってくる練習生を待ち構える。
「失礼しまーす…って誰もいねぇんすか？
お！！！蓮ちゃん！！！」
「……もぉ〜………、」
『お前来んなって言ったじゃん…！！』
「…え、A!?うぉっ！！！！マジ!?」
爽やか系、これにより消える説。
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VBS - この度は完結おめでとうございます。黛くんの心情がとても丁寧に描写されていて読み進めるたびにデビューできなかった他の練習生とリンクし最終話近くから涙が止まりませんでした。素敵な作品をありがとうございました。 (2021年7月1日 23時) (
レス) id: 48e5768325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時間 | 作成日時：2021年7月1日 15時
