今日:46 hit、昨日:11 hit、合計:48,197 hit
小｜中｜大
-47- ページ7
.
「俺、音外したなんて全く分からなかった。」
「凄く良いステージだったと思う。」
「そうですよ、今までで一番ハーモニー良かったですよ。」
皆、優しいから励まそうとしてくれる。
結局ポジションで1位を獲得することは出来なかったけれど、良い思い出にはなったのかもしれない。
柾哉にはところどころ、かいつまんで話した。
少し疾患を抱えていること。
体が疲れやすいこと。
…いずれ居なくなることだけは言えずにいる。
"「話してくれてありがとう。」
『負担にさせたくないから、…聞かなかったことに、』
「それの方が嫌だよ。隠されてるのって結構辛いんだから。洸人には？」"
言えるわけがなかった。
柾哉は偶然状況のせいで言わざるを得なかったとしても、西は…、
悲しませたくない。
「お隣良いですかぁ？」
『蓮汰。』
「Aくんと話すの久々で嬉しいです。」
『……そう？』
「はい、ふふ。」
…癒されるというか、嬉しいって言われるのが、
こんなにも幸せなことって最近思ってなかったな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 493人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
VBS - この度は完結おめでとうございます。黛くんの心情がとても丁寧に描写されていて読み進めるたびにデビューできなかった他の練習生とリンクし最終話近くから涙が止まりませんでした。素敵な作品をありがとうございました。 (2021年7月1日 23時) (
レス) id: 48e5768325 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：時間 | 作成日時：2021年7月1日 15時
