姫ビジュアルセンターは誰だ？ ページ14
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『嫌だって嫌だって！！！』
「そう言わずに、ほら早く目閉じて。」
『絶対もぉ……、』
何だかよく分からないメイク道具を片手に
早く目を瞑れ、なんて言われてもさ。
お前の腕が心配なんだよ、駿静…。
「Aくん目めちゃくちゃ可愛いです…」
『俊司さん…』
「僕こんな子いたら多分惚れてます…。」
恥ずかしそうにモゴモゴと衝撃の一言を爆弾投下されて、俊司も健全な男の子だねぇ、なんて微笑ましく見ていた。
「名前どうする？まゆゆんでいっか。」
『…え、ちょっと…、』
「まゆゆんって、ちょっとヤバイっすね。」
『…蓮海に言われたくない。っていうか、お前女子か。』
「自信作なんですよぉ。可愛いでしょ？」
蓮汰と大悟プロデュースはなかなかのセンス。
「やば、絶対居るよねこういう子。」
「まろちゃぴでぇ〜す♡」
「良い、めちゃくちゃ良い。
あ、A。…………ブフッ何それ！！！」
『………まゆゆんでぇす♡(ヤケクソ)』
「1位の方に美酢プレゼント致しまぁ〜す！
まゆゆん！はい！」
『要りません要りません要りません！！！』
後日、飲み切れないと皆に配る黛が目撃されたという。
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VBS - この度は完結おめでとうございます。黛くんの心情がとても丁寧に描写されていて読み進めるたびにデビューできなかった他の練習生とリンクし最終話近くから涙が止まりませんでした。素敵な作品をありがとうございました。 (2021年7月1日 23時) (
レス) id: 48e5768325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時間 | 作成日時：2021年7月1日 15時
