Lovely Days with EUNHAE (ページ9)

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それがちょうど1週間前。

『…私も』

お互いに1週間が限界だったようだ。
いや、正確には1週間も保ってなかった。

DH『常に考えちゃうんだ、
今日の夕飯はAと何を食べよう？とか
次の週末はAとどこに行こう？とか
考えて、思い出すんだ、
あ、俺たち別れたんだって…』

『私も…同じ
新しい映画も、かわいいカフェも
全部ドンヘと一緒に…って
真っ先にドンヘが浮かんだの、でも
ああ、もう次はないのに…って気付いて…』

ああ、おかしい。
なんでだろう、こんなことで涙が出るなんて。

仕事でそんなに参ってたかな？
女の子の日が近かったかな？

DH『ごめんね…』

ドンヘのがっしりとした手が
私の頭に乗っかって
数回髪を撫でたと思ったら
ぐいっと後頭部から抱き寄せられた。

DH『寂しい思いさせてごめん
Aと別れたいなんて
1度も思ったことなかったのに
あのときは…どうかしてた』

『私も…思ったことないのに…
何で…言っちゃったんだろうって…
毎日、ドンヘのマグカップ…、見て…』

ドンヘの胸でしゃくり上げながら話す私を
うんうん、って優しく頷きながら
優しく抱きしめてくれる。

このぬくもりを手放そうとしていたなんて
私はなんてバカなんだろう。

DH『俺たち、もうお互いに
お互いがいなきゃ生きていけないんだ
存在が当たり前になっちゃって…
いないとどうしていいかわかんないんだ』

『うん…』

DH『もう絶対に別れるなんて
悲しい言葉、言わないようにしよう？』

『もう絶対に言わない
もう絶対に離れたくない…』

DH『ふふっ…俺も』

顔を上げると
ちゅっと優しい唇が降ってきて
思わず頬が緩む。