Eunhae ...mistake... (ページ14)

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消えない疑惑。ページ14

EHside～

ードンへさんが持ってるとこー

ーヒョクチェの‥ペンダントー

昨日からあの事が気にかかって仕方がない。
どういう事だよ、ドンへが何故持つんだ
そんな事する奴じゃない
それは俺が断言できるはずだなのになんで、こんな疑うんだよ
自分が分からない

RW『ドンへひょん!?どうしたの?』

突如ﾘｮｳｷﾞの驚愕の声を耳にした。

EH『ーっ、ドンへ』

玄関に行くとそこには、全身ずぶ濡れのドンへが立っていた。

DH『あー、ﾘｮｳｷﾞ、ﾀｵﾙくれる? 』

RW『あ、うん分かった』

いやー参った、なんて言って服を引っ張る。

EH『‥ドンへ大丈夫か?』

俺、何言ってんだろう。
いつもの俺なら

　馬鹿だな、なんでこんな時に出掛けてんだよ

なんて他愛ない毒を吐いて頭を小突くところなのに。

‥警戒心‥?
ドンへへの、疑惑か

DH『ん、ははっ。俺馬鹿だよな～』

ドンへはけらけらと笑った。
いかにも元気ですというのを見せつけるかのように。

EH『 ‥なぁ、ドンへ』

DH『‥なに?』

お互いに変な空気が流れる。決して交わることのない視線。

ーお前は取ってないよな

口を開きかけたが、再び固く閉じた。

EH『‥なんでもない、風呂入れよ?』

頭をわしゃわしゃとかき混ぜて、にんまりと笑った。

その時のドンへは、俺の気のせいだろうか
一瞬今にも泣き出しそうな顔をしてるように見えた

DH『なんだよそれ、心配してくれてるの?』

ふふっと微笑むその口元を見て、疑っていた自分を限りなく馬鹿らしく思った
こんなに純粋なドンへだぞ、そんな事する訳がないんだ
俺の親友なんだから

RW『ひょん、はい、タオル!!』

マンネに手渡されたタオルを持って歩む後ろ姿を見て
申し訳なく思った
疑った事に対して

EH『‥ただの見間違い、じゃん』

自分に言い聞かせるようにぽつりと言葉を落とした。
まだ心の片隅に残った疑惑には、気付かないふりをして。